2024年6月5日
カビ(胞子)は目に見えないだけで、ほぼ空気中を浮遊しています。
カビ(胞子)が落ちた場所が成長に適している環境であれば、どこでも増殖します。
最適な環境とは
カビは全ての有機物から栄養を取ることができます。
湿度が80パーセント以上、温度は人間が快適と感じるくらいが、繁殖には適しています。
ですので、温度というより湿度がネックとなります。
みじかなところで言うと「お風呂」です。そして、エアコンです。エアコンをつけると部屋自体の湿度は下がりますが、
本体のドレンパンという所に水がたまり、そこからカビが増殖してしまいます。
エアコンにカビが増殖してしまうと、部屋中にカビの胞子が拡散し、薄暗い隙間や人やペットの体内にも入り込んでしまいます。
そこの環境が最適な場所であれば、その場所で増殖し環境被害や、免疫力がない人やペットは最悪病気になってしまう可能性があります。
カビが引き起こす病気
・真菌症
水虫、肺アスペルギルス症、トリコスボロン症(夏型過敏性肺炎)など
・アレルギー性疾患
気管支喘息、アレルギー性鼻炎
カビはウイルスと違って感染による危険度は低いですが、消毒剤に対する抵抗性はウイルスより高いので、
着床し菌糸を伸ばしてしまうと、完全に除去することは難しくなってしまいます。
完治するには時間がかかる爪水虫がいい例です。
こまめな換気、お掃除を心がけしましよう。