カビは真菌類と呼ばれる微生物の一種で、目には見えない至る所に存在しています。
カビは繁殖力が強く、カビの胞子が体内に入るとアレルギーや病気を引き起こす原因にもなります。
また場合によっては命の危険に陥る事もあります。お年寄りや赤ちゃんがいるご家庭は特に注意が必要です。
カビによって病気にならないように日頃の対策が重要なのです。
病気の一例
気管支喘息→免疫力の低下などにより喘息の症状が出て、咳がひどくなる場合があります。
アレルギー性鼻炎→大気中のカビやハウスダストが舞い体内に入り込み、くしゃみ、鼻水、鼻つまりの症状がでます。カビによるアレルギー性鼻炎は一年中悩まされます。
アトピー性皮膚炎→かゆみを伴う皮膚疾患。蕁麻疹、湿疹などの症状がでます。
肺アスペルギルス症→喘息を持っている人に発症しやすく、アスペルギルスというカビが原因で引き起こります。
夏型過敏性肺炎→トリコスポロンというカビが肺に入り、アレルギー反応がでます。
咳、息切れ、微熱などの症状がでます。
水虫→白癬菌というカビの一種が皮膚に感染することで、水虫が引き起こされます。感染する場所によって呼び名(タムシ、ゼニタムシ、シラクモ)が変わります。
カビの繁殖場所
高温多湿で汚れやホコリが溜まりやすく、場所はキッチン、浴室、トイレ、洗面所などがあげられます。