2024年10月10日
グリストラップは厨房から出る排水に含まれる油やゴミを直接下水道に流してしまうと、自然環境への悪影響が考えられため、それを防止する目的で厨房には設置が義務付けられています。油脂分離槽と言われることもあります。
まず画像をご覧ください。
下水道の本管が詰まってしまい、排水できないためグリストラップが溢れている状態になっています。
このような状態になってしまうと店内の排水設備は徐々に水位が上がり最悪な場合トイレなどから逆流して店内が悲惨な状態になります。
下水道の本管に問題が生じると、一般的な業者では対応できなくなります。市町村の管轄になってしまうため大掛かりになってしまい、大抵の場合詰まってしまった原因によって作業にかかった費用を請求されることになります。
今回のトラブルを解消するために行われた作業は
約100メートル先の本管まで詰まっていたため、そこから店舗周辺までバキュームカーにて吸引して高圧洗浄車で本管の洗浄が行われました。
今回は約100メートル先で詰まっていたので、最悪を想定するとその下水管を使っている店舗や民家に被害が及んでしまう可能性がありました。そうなってしまうとさらに高額な賠償請求をされてしまうことが考えられます。
下水管はみんなで共用しているため自分勝手な考えだけで済ますことが出来ません。
「ドキッ」と思われた方、弊社のグリストラップ清掃のページをhttps://emptybase.com/greasetorap/ご覧ください。