2024年4月23日
最近よく耳にするのは次亜塩素酸水、安全性と除菌力は抜群ですが、保存できる期間が短すぎるのが問題です。保存方法によっては数日で効果がなくなってしまいます。気付かずに使っていたら、ただの水という事もあります。
次に次亜塩素酸ナトリウムは塩素ガスの発生を抑えるためアルカリ性に調整しています。さらに安定化させるために強アルカリ性がほとんどです。厚生労働省が消毒液として認めているのはアルコールと次亜塩素酸ナトリウムだけです。ですので消毒、除菌効果は群を抜いているという事です。
しかし次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性にしているため除菌力はどうしても落ちてしまいます。酸性よりにする事で強力な除菌力が生まれます。pH0〜5の間では塩素ガスが発生する恐れがあるためpH5〜6の弱酸性のものがベストになります。普通の次亜塩素酸ナトリウムよりも80倍強力になると言われています。
しかし安定しないので濃度がどんどん弱くなってしまいます。
次亜塩素酸ナトリウムを弱酸性で安定させて長持ちして、さらに安全なものがあったらいいですよね。 (後編へ続く)